2008年12月 3日 (水)

限界の大きさ

別にコクワに限ったことじゃないんですが、冬眠カテゴリーを掘り起こすということでhappy02

私が知ってる限りコクワの野外採集個体の最大は54ミリです。飼育個体では56ミリだったと思いますが、はたしてどの位の大きさにまでなることができるんでしょう?

なんでこんなこと言い始めたかというと、先の「昆虫地球外生物説」とも少々関係しますが、条件によってどんどん巨大化していく爬虫類(恐竜がそうでしたが)などと違って、すでに大昔に完成されたと言われている昆虫は、そんなに極端に大きくはならないんじゃないか?ということなんです。

実際、オオクワなどでも限界と思われる80ミリを超えると、ほっといても羽化とは中々いきません。菌糸等で育てていること自体が無理があるのかもしれませんが・・・。

ただ、野外採集の個体が、その種の最大値である証拠はどこにもありませんから、野外採集より大きいからといって限界とも言い切れないのは事実ですが・・・。

まあそれは置いといても、私の希望としてはコクワの60ミリが見てみたいです。きっとかっちょいいんだろうな~。

| | コメント (0)

2007年9月 6日 (木)

多頭飼育

思いがけず、知らないうちに幼虫がうようよ・・・どうしよう?なんて経験は誰にでもあると思います。特にコクワの場合、「このまままとめて飼育しちゃえ」って考える人は多いんじゃないでしょうか。では「多頭飼育」すると、その先どうなるんでしょう。

コクワに限らず、クワカブの幼虫は「餌」と「空間」が足りてれば、基本的に「共食い」することはありません。しかし、多頭飼育をしていると最初にいた数より大幅に幼虫が減っていたりします。これは「餌の量や空間が足りていないために、幼虫同士が遭遇・ケンカ。または狭い空間内に多数の幼虫がいることの認識からのストレス」じゃないかと思います。

幼虫の大きさと比べれば、ケースは大きいように思われがちですが、「幼虫の食餌の音(振動)って意外と大きい」ので、幼虫にとっては「ああ、この場所には他にも生き物がいるんだなぁ」と、ストレスを感じるんじゃないかと私は思ってます。幼虫にとっては「他の生き物との遭遇=捕食の危険」ですから、相当のストレスを感じても不思議じゃありません。同じ意味で餌交換もストレスになっているのは間違いないでしょう(他の生き物との遭遇+環境の激変化ですから)。

更には、国産カブトと違ってクワの場合は「季節が来たから、皆一斉に蛹になるよ~」ってのはありませんから、「まだ幼虫やっていたい」のと「もう蛹になりたい」ってのが同じケースの中に混在すれば、「蛹になりたいのに、なんか他の生き物の気配がするな。怖いな」だったり、先に羽化した成虫に幼虫や蛹が捕食されるなんてのもあります。

コクワは、比較的↑のようなことにはなりにくい種ですが、皆無事に羽化させたいなら個別飼育が好ましいでしょう。自然界では、羽化したあとは別の場所に「飛翔」しますが、ケース内では出来ませんから、「羽化後の事故」ってのが意外と多いんですよ。

教訓  「人間が思っているより大きい空間を、幼虫達は欲しているのかもしれないよ」

| | コメント (0)

2007年3月18日 (日)

コクワ羽化

3/1に羽化が確認されていたコクワを掘り出してみました。結果から言うとオスで、まだ完全に固まっているとはいえませんが49ミリと50ミリでした。固まって50ミリ超えてたら嬉しいですがどうでしょう・・・。

さて、なぜこのカテゴリーにしたかが本題なんですが、このコクワは昨年の8/26に菌糸投入(多分3齢初期)し、12/1に餌交換(両方6グラム)、3/1羽化ですから推定孵化から7ヶ月で羽化していると思われます。

11月までは常温、その後は温室で20~22度での飼育だったわけですが、7ヶ月という早期羽化といってもいい期間での羽化にもかかわらず50ミリに達したということは、もう少し引っ張れたら相当大きい固体になった可能性があると思うんです。

早期羽化の原因は「温度が高すぎた」ことにより「積算温度」が達してしまったことと思われますが、それでも50ミリになるということは、やはり3齢初期から中期の一番大きくなる時期に大きく育ってくれたことが要因と考えても良いでしょう。12/1の時点で6グラムありましたから、これが50ミリの目安と考えてもいいでしょう。

以前は温室で18~20度飼育の場合、同じ50ミリ羽化でも羽化は5月でした。これらを踏まえて今後更なる大型を目指すとなると、「夏場の温度を少し下げる。28度→25度」「冬場は今までどおり20~22度」にして羽化まで10ヶ月超にするのがギネスに近づくんではないかと考えてます。夏場の常温は非常に良く育つ反面、積算温度がかさむのが難点です。

でもクーラーつけっぱなしは出来ないしな~。産卵の時期をずらすのが得策かな~。今年は「6月産卵セット」と「9月産卵セット」の2本立てで試してみようと思います。

| | コメント (3)

2006年5月14日 (日)

コクワガタを科学する3

いよいよ特大個体を育てるための飼育編です。私の50オーバーの経験と超特大個体を育てた人のコメントを参考にして・・・。

まず親の選定ですが、よく大きさは遺伝すると言われますがどうなんでしょう?少なくとも私は気にしたことありません(コクワに関しては)。50オーバーの親も、オス41ミリ・メス26ミリでした(たしか・・)。気になる人は大きい個体を選びましょう。

産卵セットはオオクワに準じます。私の場合は吸い上げ加水で皮も剥かず、埋めない材のセットになります。ペアリングは行わず産卵セットで同居飼育になります。埋めない材セットだと見た目で産卵が確認されますので、いいかげん齧るところがなくなったなと思ったら親を取り出し、更に一ヶ月放置します。オオクワのように初齢や卵での回収は、対象が小さすぎるので避けたほうが無難です。3齢初期からでも50オーバーは狙えますので・・。

回収した幼虫は早速マット飼育になりますが、前にも書いたように3齢初期が爆発的に大きくなる時期なので、初めから600ビンでいいと思います。できるだけカチカチにマットを詰め、マットの加水はマットをぎゅっと握ってみてやっと固まる程度でいいでしょう。問題はこのあとの管理です。

コクワは適温の幅が非常に広く飼育しやすいですが、高すぎると積算温度がかさんでしまいますし、低いと活動は鈍くなります。最近の大型個体の報告だと「低温による長期飼育」がキーワードになりそうです。

実際わたしの50オーバーの飼育では、夏場は最高28度・冬場は温室の下部で18度、羽化までの期間は11ヶ月でした。さらにある報告では18~23度、期間12ヶ月で特大個体とあります。これらから18度~25度の範囲内で、一定ではなく多少温度変化をもたせたほうがいい結果に繋がる可能性がありそうです。

3齢の一番大きくなる時期は少々高めで飼育し一気に大きくします。その後温度は低めにして時間をかけて熟成させる・・・。

温度管理を機械で行うことが出来ない場合は、夏場はガラス瓶を使いできるだけ温度の低い場所に置く。それでも暑かったら水を張った容器にビンを入れてみる。冬場は暖房の入った部屋で飼育する。ダンボール等に入れれば暖房を切ってもそれほど温度低下は無い。これだけでも十分効果はあるでしょう。

さらにやるとすれば、静かな暗い環境・3カ月ごとの餌交換で、できるだけ幼虫が落ち着いていられるようにしてあげる(いわゆる放置ですね)。

今年はこれらをデータを細かに取って実践してみようと思います。はたしてどうなるか・・・。

|

2006年5月13日 (土)

コクワガタを科学する2

第二弾として、コクワガタの飼育編をお送りします。どうやったらコクワガタを野外最大個体、つまりコクワガタ自身の潜在能力を引き出せるのか?です。

昨今オオクワガタでは研究が進み、野外最大個体より大きい成虫に育て上げることが出来るようになりました。それに伴い、その他のクワカブも同じ理論で大きく育てることが可能になっています。

その理論とは、「幼虫が好んで食す餌で」「より栄養価が高く」「加齢する前にそのステージで最大限大きくなるような温度で」「ストレスなく育つ環境で」飼育をするです。

餌に関しては、各メーカーや熱心なユーザーの努力で、現段階でのもっとも有効と思われる餌がすでにあります。環境(特に温度管理)はお金がかかるので人それぞれですが、それでも野外最大個体に匹敵する個体を育て上げることは可能です。ではコクワガタに対してはどうでしょう。

昨日も書いたように、コクワガタはあまりにも身近で・あまりにも飼いやすいため、オオクワやその他のクワカブのようにシビアな飼育をしていないのが実態だと思います。特に気を使わなくても普通に産卵し、普通に幼虫が育ち、普通に40ミリ(野外の大型個体)に育つのがその理由だと思います。

適応能力が非常に高いので、つい気を抜いてしまうんですね。でも、超特大個体を育てようと思うのなら、↑の理論どおりのことをしてあげる必要があります。ここでいう超特大個体とは、50ミリをはるかに超える個体です。

ちなみに、我が家では昨年2匹の50ミリオーバーが誕生しましたが、ほぼオオクワと同じ環境で飼育をしました。これが超特大個体を育てるヒントになるかは、まだ確信持てませんが・・・。

本題に入りますが、まずコクワの超特大個体を育てるのに有効な「餌」ですが、オオクワと近縁ということを考えると「菌糸」「添加発酵マット」が実績からもいいと思われます。ただこれらはあくまでも「オオクワ用」で、オオクワ研究の結果ですから、イコールコクワもOKとは言い切れません。色々な発表を見てみると、野外ギネスに匹敵するコクワの個体を育てた人は「自作添加発酵マット」を使用しているケースが多いようです。実際我が家の50ミリ達も市販ですが添加発酵マットでの飼育です。

餌の食餌量や安定性から考えて、添加発酵マットでの飼育がコクワの超特大個体への入口と思われます。(菌糸は餌の劣化、子実態の発生等管理が難しいと思われます。オオクワは食餌量が多いので、これらのトラブルの発生前に餌交換となりますが・・・。コクワ用に小さなビンでの菌糸飼育も可能ですが、あまり小さいと乾燥などの別の弊害も発生しやすくなります。マットは餌が衰退するくらいのもんですから、安定して使えます)

餌が決まったところで次は飼育容器の大きさです。野外と違い決まった空間のビン飼育となるわけですが、幼虫サイズが小さいからといって小さなビンでは大型個体は育ちません。どうも幼虫には空間認識能力があるらしく、例えば野外で小枝に産み付けられた卵から孵った幼虫は、餌が無くなる前に羽化しようとするようです。ですから少々大きめの設定を考えてあげる必要があります。といっても600CCのビンで50ミリが羽化しますので、この辺が目安になるでしょう。あまり大きくても無駄がでます。

50ミリ個体の蛹の大きさは約40ミリ、蛹室の大きさは大きくても70ミリくらいですので、ビンの直径は10センチもあれば十分でしょう。マットを詰める際は出来るだけ硬く詰めます。これは幼虫はより硬いところが好き(硬い=捕食されにくい)なので、環境の整備の一環です。

長くなったので、本日はいったん終了します。管理編はまた明日・・・。

|

2006年5月12日 (金)

コクワガタを科学する

自分自身のコクワ飼育への今後の展開を見据えた上で「コクワガタ」を解剖してみます(といってもメスでバラバラにしちゃうわけではありません)。

コクワガタは私のイメージや世間の評判でいうと「日本全国どこにでもいる」「非常に飼い易い」「よく動いて面白い」「小さいくせにケンカもする」「採集が簡単」などなどが挙げられるでしょう。でも、実際には飼育に関するマニュアルはほとんどありませんし、中々野外ギネスクラスはおろか50ミリの壁も越えられない人が多いのではないでしょうか?

そこでコクワガタのことをもっと良く調べ、コクワガタの良さを知ってみようと(知ってもらおうと)思います。(あくまでも私の経験と推理ですが)

まずコクワガタという名前ですが、もちろん和名です。オオクワガタと同じ「ドルクス属」で最大個体はオスで54ミリを超えます。見た目が似てるのとその大きさから、オオクワガタに対してコクワガタとなったと思われます。。オオクワガタとの交雑個体も存在することから、かなりの近縁種と思われます。

分布は日本全域、離島にもいます。成虫の採集される樹種は広葉樹全般、幼虫も同じく広葉樹の朽木内で確認されます。他のクワガタが利用しきったような朽木から、まだキノコによる分解の浅いかなり固い朽木にも産卵は確認されます。直系5センチ程度の枝からも幼虫は採集できます。都会のビルに囲まれた公園等でも成虫、幼虫ともに採集可能です。これらのことから「どこにでもいる普通種」と呼ばれます。

メスの大きさは3センチに満たないものが多いですが、飼育の経験談から多い個体は60卵を産む個体もいます。平均して40卵前後が多いようです。成虫の多くは羽化した翌年に活動を始めますが、5月初旬から目撃されることから、標高の低い場所に多く分布するにも関わらず活動温度はかなり低い適温をもっており、かつ真夏の昼間でも採集可能なことから高温にも対応できる幅広い温度適応能力があると思われます。

成虫になってからの寿命は、野外採集個体がその年の越冬がかなり困難なことから、1年~2年のようです。(飼育個体では更に1年以上生きるものもいます)

幼虫は、飼育経験から考えると野外では1年1越が基本で、大型個体は2年1化または2年1越と思われます。飼育個体ではオスで8グラムを超える個体もいます。野外で幅広い樹種で、幅広い朽ち具合の朽木から採集されますので、飼育の際も材飼育・材を粉砕しただけのマット・添加発酵マット・菌糸・他のクワを飼育したあとの菌糸などなど、餌を選ぶことなく飼育することが可能で、どの飼育方法でも40ミリを超すオス個体を育てることは可能です。

以上が基本的なコクワガタの生態です。これをふまえて明日は「目指せギネス!!その前に50ミリ!!」を書きたいと思います。

|

2005年11月17日 (木)

オオコクワへの道 3

とりあえず、現段階での「オオコクワへの道」完結編。まとめとかないとすぐ忘れちゃうから・・・。

まず、お気に入りの新成虫をペアで用意する。コクワの場合、羽化から3ヶ月も経ってればなんの問題も起きないので、春に羽化したものを使用する。ケースは小で十分、吸い上げ加水した産卵木・1本使用、皮は剥かない。マット三センチくらいひいてその上に産卵木を置く。後はペアと餌を入れ一ヶ月放置。産卵痕が確認されたら、ペアを取り出しさらに一ヶ月放置。(この頃8月中旬)

5月羽化でも気温が高ければ成熟も早いので、9月中旬には割り出し出来る。通常、羽化から3ヶ月経ってペアリングしてセットして2ヶ月経ったら割り出ししてとなるが、5月以降の気温の高い時期は、成熟、産卵、孵化、加齢ともにかなり早く進むので、オオクワほど神経質にならなくてもいい気がする。

オオクワの経験から、出来るだけ初齢での高栄養飼育が有効と思われるが、実際は3齢での投入でも大差はない。が出来れば2齢中期までに投入し、加齢から3齢初期の一番餌食いの激しいときに、高栄養の餌と高温飼育が体重を乗せるのにいいと思われる。

常温飼育の場合、寒くなる前に出来るだけ大きくすることが必要。カブトもそうだが、気温の上昇とともに活動を再開するが、すぐに蛹化することが多いので寒くなる前の状態は重要である。冬の間も加温するなら、定期的な餌交換は必要。どちらの場合も7グラムを超えてれば50ミリ超えが狙える。ただし、オオクワ以上にアゴの占める割合が大きいので、アゴを長くする術が見つかれば、ギネスも狙えるかも・・。

参考までに、蛹長プラス1センチが羽化後の成虫の体長の目安(オス)。

常温飼育での観察から、オオクワと違ってかなり低い温度でも活動を再開し蛹化する傾向があるので、やはり常温の場合は寒くなる前に体重を乗せ熟成期間を長く取ったほうがよさそう。(材飼育の場合は、材の栄養不足のためか常温飼育ではほとんど2年1化となる。積算温度よりも、栄養不足により十分育つことが出来ないため加齢しないようだ)

話を戻して・・・、割り出した幼虫はマットないし菌糸ビンに入れ暗所で放置。ビンの大きさは600mlもあれば十分。マットは3ヶ月に一度交換。菌糸は食いの状態と劣化の具合を見て交換。常温飼育の場合、寒い間は交換しない(15度以下)。

コクワの場合、あまり交換しないほうがいい結果が出てる。特に菌糸は劣化さえしてなければほっといたほうがいい。3齢後期の熟成期は、特にいじらないほうがよさそうだ。

とりとめのない話になってしまったが、現段階での結論としては・・・、出来れば早めの齢で高栄養飼育を始め、気温の高いうちにもりもり大きくなってもらう。その後は出来るだけ放置飼育し、縮まずに熟成して蛹になってもらう。

オオクワの場合は食べる餌の量と、餌の劣化に左右されやすいので定期的な餌交換が必要となるが、コクワは多少餌が劣化しても問題ないので放置できる・ということかな?

今年は、マット・菌糸、常温・恒温で試しているので、来年の結果が楽しみである。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2005年11月16日 (水)

オオコクワへの道 2

今日の話は、だいぶ推測の域をでない。なぜならオオクワみたいに情報量が多くないから。あくまで私の飼育実績と推論である。

コクワはオオクワとの雑種も生まれるほどの近縁種である。そのことから「オオクワと飼い方は一緒」と云われて久しい。しかし、昨日も書いたが採集ギネスには程遠い飼育実績しか報告されてない。

本気で大きくしようとしてないだけなのか、それとも「オオクワと一緒」が間違っているのか。

生息域は非常に広範囲で、樹種も幅広い。行動範囲も広くよくよく考えてみると、オオクワとはまったく違うんじゃないかと思われてくる。つまり、オオクワは限られた環境で生き延びてるから重点的に研究が出来、対応が出来る。コクワはあまりにもバリエーションが多すぎて絞りきれない・といったところか。

カチカチの立ち枯れから、グズグズの倒木にまでいる。どれを基準にするのがいいのか分からない・ということ。

しかし、そんなこと言ってても始まらないから今まで云われて来たことからまとめると・・・。

シイタケ栽培の廃木から大量に見つかることから、やはりきのこ腐朽木が好まれる。きのこ腐朽木が好まれるということは、オオクワのようにシハイタケ腐朽木のほうが栄養を吸収しやすいと思われるため大きくなりやすい。しかしオオクワより小さいため、カチカチの硬木よりは多少柔らかめのほうが食しやすい。すると腐朽したてより腐朽の進んだほうがいい。

といったところかな。簡単にいうと生木のチップにきのこ菌を植え付けた菌床よりも、少し時間を置いて分解の進んだほうが向いてる。オオクワの食べ残しがそうだね。

そうなるとマットも生オガを添加発酵させたものより、さらに再発酵させたほうがいいような気がする。正に去年の50ミリ君のマットがそれだ。

水分も少なめのがいいような気がする。なんでか?実際結果がいいから。水分多目の菌床では大きくなりませんでした。材飼育のときも、材を水に沈めて加水した奴より、吸い上げ方式の材のが大きくなってるし・・・。科学的根拠はまったくありません。

コクワ仲間でいろいろやってみて、その中から答えに近いものが出てくるんだろうな。ちなみに50ミリブリーダーからのアドバイスで役に立ったのは「暗闇・放置」である。間違いなく大きくなる。餌や管理はこれからの課題。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005年11月15日 (火)

オオコクワへの道

このブログを始めて、早二ヶ月となった。具合悪くて休んだ以外ずっと、よくも書き続けてきたもんだと自分でも関心している。アクセス数も500を超え、こんなブログでも見てくれる人がいるんだなと感激したりしてる(間違って迷い込んだ人もいるだろうな)。

それはそうと、コクワの累代を始めて数年になるがやっと今年50ミリを超えるコクワが誕生した。去年までは数ミリ単位でMAXが推移してたが、大台超えで「めざせギネス」がやっと入り口に立てた気がする。まだまだだけどね・・・。

オオクワではもはや自然界より飼育種のが大きいのは当たり前になっているが、コクワは50ミリは超えても、なかなか採集ギネスより大きいのは出てこない。飼育ギネスは56ミリらしいが採集ギネスの54ミリがコンスタントに出ているわけではないようだ。

ただ単に声高に言ってないだけなのか、それとも皆興味がないのかどっちだろう?

コクワも50ミリを超えるとかなりの迫力である。アゴも太くなりいわゆるコクワとは別格に見えてくる。56ミリなんて想像しただけでも生唾ごっくんである。

オオクワは、菌糸で野外品より大きなものが羽化するのは当たり前だが、コクワはまだ「これだ」というのがないようだ。確かに菌糸でアベレージはそろうが、うちの50ミリ君たちはマット飼育だ。菌糸は48ミリが最高。要は、コクワはまだオオクワのように餌や飼育環境が確立してないと言わざるを得ない。「大体オオクワといっしょ」が多い答え。

ギネスの56ミリもマット飼育らしいし、自然界でもオオクワが好む立ち枯れよりも、も少し分解の進んだ朽木に多いようだ。オオクワの食い残しの菌糸ででかくなるとも聞くし、新鮮な一時発菌の菌糸より二次発菌の少しくたびれた菌糸(微粒子)のがいいのかな?

そういえば50ミリ君のマットは「きのこマット」で、きのこ菌床の発酵マットだった(メーカーいわくマット産み種の産卵床、ヘラ・カブト、根食い系のクワに最適とのこと)。マットがそれしかなかったから使ったんだけどね(笑)。

今年はクワ用の「くわマット」(微粒子、生オガの添加発酵マット)を使ってるけどどうなるだろう?結果が楽しみである。平行して菌糸もやってるので比較してみよう。

| | コメント (4) | トラックバック (0)