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2013年1月30日 (水)

盆栽を科学する(水編その2)

以前にも科学しましたが、今回は別の切り口で・・・。

盆栽に限らず、植物栽培の失敗の一つに「水切れ」がありますが、「いったいどのくらい(時間)水が無いと植物は枯れてしまうのだろう」というお話です。

地面に植えている樹木や野菜などは、雨が相当期間降らなくても枯れてしまうことはそうそうありません。それどころか、野菜ではわざと水をやらずに「根張りを良くする」ことさえあります。これは地中には相当量の「水」がいつも存在している証拠です。本当に土まで乾燥すれば、それは「砂漠」ということになります。

一方コンテナや鉢での栽培は、「土の絶対量が少ない」のが乾きの元になりますね。「保水量が少ない」ので、乾きやすいということです。だからといって保水性が異様に高い状態、極端に言えば水栽培は「根の呼吸をどうするか」を考えないと危険です。

植物に水は必要ですが、水のみが必要なわけではありませんから「水持ち良く、水はけもよく、通気も良い」→「団粒構造の土」に行きつくわけです。

ところが、盆栽でも特に「ミニ」と呼ばれる極小さい部類は、使っている土(赤玉)も1~4ミリと細かく、さらには鉢も直径3センチ以下という小ささで、水持ちは期待できません。樹も当然小さいですから、樹自体の保水力も期待するのがかわいそうです。

で、当然灌水の回数が増えるわけですが、一日中付きっきりというわけにはいきませんので、みなさん色々工夫されているわけです。

さて、やっと本題に入りますが、「植物はどのくらい水無しでいられるのか」ですが、以上のように、灌水もままならないけど、朝晩は頑張って水あげようという時に、「僕もう少し我慢できるよ」って盆栽君が教えてくれると安心するんですよね。

まだ盆栽歴1年にも満たない私ですが、昨年の夏をとりあえず乗り切ったつたない経験から言うと、「ミニを鉢ごと別の容器に埋める状態なら、一番灌水が必要と思われる夏場でも、朝晩2回でなんとかなる」という決論です。もちろんとてつもない猛暑の時は「遮光」して日差しによる乾燥を減らしたりもしますが。(本音はお日様当てたいんですが)

実際どの位の時間水切れすると枯れちゃうんでしょうね。だけど実験するのもかわいそうだしなぁ。

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