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2012年11月 7日 (水)

盆栽を科学する(根編)

盆栽は樹ですから当然「根」があるわけで、その「根」の張り方なども盆栽の醍醐味らしいですね。しかし、小さな鉢に植えるわけですから、当然根もいじる必要が出てきます。見栄えがいいようにしたり、鉢に収まるよう切ったりするわけです。「根上がり」といって、根っこの一部を土の上に出してしまうこともあるようです。ところが、ただ見栄え云々で根を切ったりすると、樹そのものの命に関わる一大事となってしまいます。

「根」は植物の体(地上部)を支えたり、土から水分や栄養を取り入れたりする機能があります。ですからこの機能を損なわないように切る必要があるというわけです。幹のような太い根は樹を支えますし、髭のような細い根は水分などを取り込みます。したがってすくなくとも細かい根が無ければ、樹は生きていけないということになります。

実生の軸切りは、一番初めの生長段階だからこそ出来る技なんでしょうね。挿し木もどんな状態でもOKというわけではないのは、いかに根が大事かが窺い知れます。

先日鉢植えのバラの調子が良くない(水やっても土が乾かない)ので植え替えてみたら、太根だけで、細かい根がほとんどありませんでした。だめもとで葉を全部落とし、枝を切り詰め、水はけの良い土に植え替えたらなんとか復活しましたが、細根の重要性が良く分かった事例です(つぼみも付き始めましたが、今は全部落としてます)。

今ミニ盆栽を作ろうとがんばってますが、幹や根が太くなったらいつか終わりがくるんでしょうね。(何年位楽しめるかなhappy01

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