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2012年6月 5日 (火)

盆栽を科学する(土編)

最初は何から入ろうかと思いましたが、まずは「」から始めてみましょう。

盆栽は草木を育てるものですから、「土」は必需と言えましょう。では「なぜ?」なのでしょうか。

草木を「植物」と置き換えて話を進めますが、基本的に植物は動物のように「移動」することはありません。植物プランクトンなどは「漂う」ことで移動はしますが、まあ、ここでは考えから省くとして、水中の植物も「水槽=熱帯魚飼育」のイメージなのではずしましょう。一般的な陸上の植物に絞って考えてみましょう。

移動しないということは、「留まる」ということですから、その場で一生を過ごすということになります。ですからその場で、すべての生きるためのことが出来るのが必須条件となります。人でいう「衣食住」ですね。

「衣」は人特有の事例なので無視するとして、「食」「住」はどうでしょう。「その場に留まる」には「動かないようにする」ことが必要で、植物はそれを「根を張る」ことで実現してます。生命活動の源である「水」や「養分」も「根」から、が基本です。ですから「根を張る」ことは植物にとって必要不可欠なこととなります。それを解決してくれるのが「」ということになりますね。

本等によると、盆栽の基本用土は「赤玉土」ということになってます。「赤玉土」は、団粒構造で、排水性が良く、通気性が良くて保肥性にも富むということで、簡単にいうと植物を育てるのに都合が良いということになります。まさに基本用土ですね。あとは植物の特性に合わせて他のものを混ぜれば、植物万々歳ということです。

ところが、この万能土もいつまでも万能というわけではありません。なぜなら「鉢」というかぎられた空間ですから、植物が育つにつれ「根」が伸びれば土がつぶれ、赤玉土の優位性が消えていくからです。したがって定期的に「植え替える」(土を替える)必要があるんですね。(つぶれにくい硬質のものもあるが、根が伸びれば同じこと)

ちょっと横道にそれますが、観葉植物では最近「土」を使わないやり方があります。土の代わりに「超吸収性ポリマー」を使ったり、「水耕栽培」だったり、「植物が育つ条件を整える」ことで解決するやり方です。ということは、盆栽でも使えるものが出てくるんじゃないでしょうか?

赤玉土の特性を出せそうなものとしては、「セラミックボール」が考えられます。熱帯魚飼育では「吸着」「脱臭」「微生物の住まい」として使われていますが、とにかく丈夫で多孔質で軽いし、形状はどうにでも作ることができます。(焼き物なので)

いずれにしろ、「これじゃなきゃダメ!」って決めつけなければ、もっと快適に(植物にとっても)盆栽ライフが楽しめるんじゃないかな?と思うわけです。

PS 実際にはコストだったり、育てている環境によって向き不向きがありますが・・・。

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コメント

うわぁああああ盆栽ブログになってるぅぅぅぅ

投稿: クワユウキ | 2012年6月 5日 (火) 22:00

違いますよ。

ただ本能の赴くままに書いてるだけですsmile

そのうち・・・・・。

投稿: 釣人 | 2012年6月 5日 (火) 23:06

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