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2006年10月15日 (日)

幼虫飼育編

時節柄、幼虫がすでにいるという方に簡単飼育方法です。簡単といっても、きもは「出来るだけ何もしなくて済むならそれにこしたことはない」ということです。

国産のクワガタにしぼって説明してますので、それにそって話をすると「幼虫飼育は菌糸ビンを使いましょう」というのが私のお薦めです。「菌糸ビン」というのは「クワガタの幼虫飼育用の専用のビン」で昆虫専門ショップや総合動物ショップ、またはインターネットの通販で売られています。(お店で売られているものの中には、在庫品で品質の良くないものもあります。入荷直後のものを買うようにしましょう。通販ならすべて新鮮です)

簡単にいうとこの菌糸ビンを入手して、そこに幼虫を入れておけば勝手に大きくなって成虫になるということです。他にもマットや材といった方法もありますが、一番何もしなくていいのは菌糸ビンでの飼育です。(ビンといってもプラスチック製が多いですが)

ビンの大きさは色々ありますが、すべてに対応しやすいという点で「1000」か「1100」というサイズをチョイスします。このサイズなら羽化まで1本で済ませることが出来ます

使用方法はビンの蓋をとり、中身を上から1センチほどスプーンでほじくりだしてください。あとは幼虫をビンに入れ蓋をするだけです。幼虫は勝手に自分で潜っていきますので、これで終了です。

その後の管理方法ですが、温度は15~28度、出来れば暗いところ、振動の無いところに置いておいてください。月に一度はビンを見てみます。菌糸ビンは白いですが、幼虫が餌を食べているとそこかしこが茶色くなっていることでしょう。

家の中で飼っていれば早ければ4月には羽化する幼虫もいますが、幼虫は羽化する前に「前蛹」「蛹」という時期があります。この時期は振動は厳禁なので、「放置」が一番いい方法です。

今の時期から菌糸ビンに入れたのなら、7月には羽化してますのでビンから取り出します。取り出し方は、蓋を開けスプーンで中身をほじくりだしていきます。このとき力任せにほじくると成虫を潰したりしますので、少しづつ掘ってください。出てきた成虫は通常の成虫飼育に移します。(成虫になってすぐは餌は食べません)

いかがでしたでしょうか。慣れてくれば幼虫の餌交換や温度管理、または蛹の観察等いろいろやることはありますが、最初はこの方法が一番簡単・安全に成虫を手にすることが出来ます。幼虫を育て成虫を一度手にしたらきっと感動しますよ。次回は「幼虫を採る」をお送りしたいと思います。

補足  菌糸ビンで飼えるのは「オオクワガタ」「コクワガタ」「ヒラタクワガタ」「ノコギリクワガタ」です。そのほかの種は菌糸ビンでの飼育には向いていないと思われます。専門で飼育している人に飼育方法を聞いて飼育しましょう。

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コメント

釣り人さん 毎度失礼致します。
揚げ足を取るようで、まことに申し訳ないのですが、あえて・・・
怒らないで下さい。 という前置き付きじゃないと とても・・・
1.ミヤマの幼虫持っている方が、たまたま居たら・・・
  ミヤマは菌糸ビンはちょっと・・・
  ミヤマ産卵させること自体困難ですが、購入という可能性も  御座いますので。
2.「菌糸ビン手に入れたぞ。わーい!! すぐ幼虫入れるぞ!」  という人も居られるかと・・・

釣り人さん、御免なさい。

投稿: 翔 | 2006年10月15日 (日) 23:35

翔さんおはようございます。

こういうことをやる以上、やはりそこまで突っ込んだほうがいいですかね。
ミヤマやアカアシに代表される累代困難種は、手を出さないだろう前提でしたが、前置きも必要かもしれませんね。
貴重なご意見ありがとうございます。
さっそく検討に入ります。

投稿: 釣人 | 2006年10月16日 (月) 09:17

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