« これさえ知ってれば飼育は出来る! | トップページ | ダイア・パール »

2006年10月12日 (木)

複数飼育

昨日、成虫飼育は「1ケースに一匹」と紹介しましたが、なぜなのか?という疑問とどうしても1ケースで複数飼いたいという人のためレクチャーです。

クワガタはすべての種類がそうというわけではないのですが、「」や「」「居場所」をめぐって「ケンカ」をします。オスのりっぱなアゴはケンカの武器なんですね。だからせまいケースに複数存在すると、「遭遇・戦闘」となるわけです。しかもこの武器であるアゴの破壊力はすごいもので、場合によっては相手を真っ二つにすることも出来ます。

せっかく複数飼っているのに、こんな理由で数が減るなんておかしいですよね、だからあえて「1ケース一匹飼い」を薦めるんです。特に「オオクワガタ」「ヒラタクワガタ」は気の荒さ、戦闘能力の高さから一匹飼いがいいでしょう

では「複数飼い」はまったく出来ないのかというと答えは「ノー」です。ヒントはケンカの原因が「餌」「雌」「居場所」をめぐっての「遭遇」ということです。

要はケンカの原因を排除すればいいわけです。簡単に言うと「ケースをでかくする」「餌を複数入れる」「隠れる場所を沢山作る」などです。

例を挙げると、コクワガタは体も小さく戦闘力もそれほどでないので、複数で飼える代表的な種です。「中ケース」の大きさなら10匹ほど飼ってもまず大丈夫でしょう。この際隠れ家として「餌皿2個」「朽木(お店で産卵木として売ってるもの)一本」を入れておけばいいでしょう。餌は5個は入れておきます。更に「体の大きさが極端に違うとケンカにならない」というのがあります。要は小さいほうがケンカになる前に逃げちゃうんです。コクワは45ミリもあるとかなりの大型ですので、45ミリを超えるものは一匹だけにして、あとは40ミリないようなものを入れておけばケンカになりにくいです。オスメスのバランスは「同数」か「メスのほうが多い」状態がいいでしょう。

ノコギリクワガタは、コクワより大きく非常にケンカっぱやいので、「中ケース」に「5匹」ほどがいいでしょう。あとはコクワと同じです。

ヒラタクワガタ複数飼いはお薦めできません。ノコギリクワガタ同様ケンカっぱやく、しかもノコギリより殺傷能力は段違いに上です。同属のメスでも真っ二つにすることで有名です。

オオクワガタは実は条件が揃えば複数飼いは問題なく出来ます。ただし条件を満たすのが大変で、しかも条件を満たすと「観察がしにくくなる」ので飼育がつまらなくなる可能性がありますから、数年飼育して「違う飼い方もしたいなぁ」となってからのほうがいいでしょう。

いかがでしたでしょうか。複数飼育のきもはクワガタの生態を理解し、それにそった飼育方法をしてあげる」ということです。ですから、「そんなめんどくさいことしたくない」という方は「1ケース一匹飼い」をしたほうがいいでしょう。

|

« これさえ知ってれば飼育は出来る! | トップページ | ダイア・パール »

コメント

師匠!

りんくありがとうございます..!

かぶと虫の糞で栽培をはじめた二十日大根ですが
今日、芽が出ているのを発見しました!

二十日くらいで形になるらしいので、これから
楽しみです!

投稿: 滋賀@ていく | 2006年10月12日 (木) 22:23

私は草花には詳しくないんですが、「間引き」は思い切ってやったほうがいい野菜になるそうです。

投稿: 釣人 | 2006年10月13日 (金) 14:08

滋賀@ていくさん 始めまして。
釣り人さん 書き込み連打で失礼致しております。
やはり、間引きによって、最低でも大根の直径は確保して置かないと、大根の居場所が・・・
クワガタの居場所にある意味似てますね。
クワはケース大きくしたり、隠れ家入れたり・・・

投稿: 翔 | 2006年10月14日 (土) 23:43

おお~、ナイスたとえ!

生き物はすべて基本は同じということでしょうかね。

反面これで大丈夫という面もあれば、これでいいとは限らないという面も・・・。
人が考えるようには、すべてが回る訳は無いということでしょうか。

投稿: 釣人 | 2006年10月15日 (日) 07:01

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« これさえ知ってれば飼育は出来る! | トップページ | ダイア・パール »