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2005年11月30日 (水)

成虫の餌

成虫の餌の定番といえば「昆虫ゼリー」。成虫が自然界で樹液を主食としているところからヒントを得て作られたクワカブ成虫用の餌である。

もはや、ゼリーの中身についてとやかく言うつもりはないが、「容器」については少々疑問に思う。なぜかって?特にアゴの長いクワのオスは食いづらいんじゃないか?

自然界では木から染み出てる樹液をなめてるわけだから、アゴは特段邪魔にはならないと思う。しかし、ゼリーのカップは深すぎて底まで舐められるのか?である。

メスは頭ごと突っ込んでるので問題ない、国産カブトのオスも角を折り曲げて底まで頭を突っ込める。しかし、オオクワやノコ、ヒラタはどう考えても頭は突っ込めない。たまに無理やり突っ込んでカップにアゴ突き刺し、帽子かぶっているみたいな奴はいるが(笑)。

気の短いと思われる奴は、カップを横から挟み外に搾り出す奴もいる。が、それとは別にカップはきれいで残さず食う奴もいる。どうやって食った?

よく観察してみると答えは簡単。やつらの舌(オレンジの、餌をなめてる部分ね)が実は思った以上に長い!!アゴの長さとまではいかないが、2センチくらいは伸びているのである。カップを抱えるようにして、舌をびよ~んと伸ばしてなめていたのだ。

これが分かってからは、餌を撒き散らされるのがいやなので、蓋をはがさず十字に切っておくこともある。切った隙間から器用に舌を差し込んでなめてる。

もう一つ疑問がある。国産カブトを集団飼育していて餌のカップを10個くらい入れておくと、空になったカップが4~5個きれいに重ねてあるのだ。かたづけやすくていいが、なんで・どうやってこんなことになるんだろう。来年・観察してみようかな。

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2005年11月29日 (火)

いやなやつら・侵入編

それにしても、いやな奴らはいつ侵入するんだろう。検証してみよう。

まず、菌糸ビンの場合。詰められたものを買う場合は、まず購入時点での侵入はないだろう。買ってきて蓋を開け幼虫を投入する時点で入ってくる。カビや粘菌は空気中、スプーンが怪しい。ダニや線虫もスプーン経由?。コバエは余所見してる間にはいる?またはフィルターを食い破って?まさか・・・。菌床を詰め替える場合は、下手すると入り放題。

マットの場合。菌糸ビンと同じ経路プラス買ってきた時点ですでに混入、または保管中に侵入(袋に穴が開いている場合があり、そこから侵入)

どのケースでも菌糸や発酵マットは、いやな奴らにとって絶好の住みかプラス餌だ。ちなみに未発酵のマットだとそれほどやな思いはしない。水分と餌としての利用価値が低いのだろう。

出来うる限り食い止めようと思うなら、菌糸の場合は密室でアルコール噴霧・消毒、さらに詰め替え前の幼虫が入っている容器も外から消毒、前の菌糸は極力新しいビンに入れない・かな?

マットは菌糸と同じ環境プラス、新しいマットはレンジでチン(多少加水しないと効果なし)加水の水も煮沸後の湯冷まし(煮沸後密室で冷ます)。

このくらいやれば、まず侵入することはないだろう。あとは、タイベスト紙で蓋をする。

これでも湧いたらあきらめる。餌の劣化がなければほっといても大丈夫。まれに幼虫が「コナダニ」に取り付かれることがあるが、その場合は薄めたアルコールを幼虫に噴霧。新しいビンに入れ替える。

ビンの交換は餌が劣化してなければあえてすることもないだろう。幼虫は結構丈夫である。

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2005年11月28日 (月)

いやなやつら・菌糸ビン編

菌糸ビン飼育で悪さを仕掛けてくる奴らがいる。コバエ、ダニ、線虫、カビなどである。

どいつも、幼虫投入時にいつの間にか侵入することが多いので、本来そのときを気をつけてれば問題ないが完全にはシャットアウトできない。

特に菌糸ブロックを詰め替える場合、格段に侵入されやすくなる。人によっては閉め切った部屋でアルコールを噴霧し、ビンも器具も手もアルコールで消毒という徹底ぶりだ。

私はというと・・・、最初の頃は結構やってたが最近はまったく適当である。普通の部屋で普通に菌糸詰めたり幼虫投入してる。けど結構平気だ、なんでかな?

コバエ、ダニ、線虫が湧いても「無視」。菌糸が劣化してなければほっとく、少々交換時期が早くなる程度。

カビも少々なら無視、菌糸が元気なら駆逐してくれる。菌糸の生育に適した温度設定にするだけでOKである。

特にタイベスト紙使用のビンは外界とシャットアウトされているので、かえってほっといたほうが他に影響が及ばないのでいい。交換時だけ「家の外」でやることが多い。コバエ、ダニを虫部屋に入れたくないから。

こうしてみると、結構いいかげんな飼育だな。幼虫が元気なら良しとしよう。

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2005年11月27日 (日)

菌糸の劣化とは?

よく菌糸ビン飼育で「劣化がひどいので人工蛹室へ・・・」なんていうけど「劣化」って何だろう?

簡単にいうと「餌として用をなさない状態」になったものを指す。

菌糸ビンは、本来きのこの人工栽培に使っていたものをクワ用に改良したものである。きのこの種類は違えど基本構造は一緒。

きのこが育つための栄養の元(ほとんどが生の木を細かく砕いてチップ状にしたもの)に、きのこの胞子を植えつけてきのこを繁殖させるのである。

自然界では、木が枯れると同時にきのこ菌が活動を始め繁殖を始めるが、木そのものの状態だときのこの繁殖は緩やかに行われる。木をチップ状に細かくすると繁殖のスピードは格段に上がる。きのこは木の成分を分解しながら繁殖していくので、細かくしてきのこきんをまぶしてやるとまんべんなく繁殖していくんだね。

きのこは木を分解しながら「菌糸ネット」を形成していく。木から得た栄養をためておく網の目状の貯蔵庫だね、これこそが「きのこの本体」である。人間が食べてる「きのこ」は植物で言えば「花」みたいなもんで、栄養がいっぱいたまったから他にも繁殖させよう・と「胞子」をつくるために「子実態」という形で「いわゆるきのこ」を生やし胞子を飛ばすためのもの。

ところが、クワは自然界ではきのこ菌で朽ちた木を餌としている。木自体から直接栄養を取ることが出来ないため(木を消化吸収できない)、「きのこが分解した木」を食べるんだ。一緒に菌糸ネットも食べているようだけど(菌糸ネットは栄養の貯蔵庫だから)。

ということで、菌糸ビンとは生木のチップをきのこ菌が分解・繁殖し、菌糸ネットを形成した状態になったのを見計らってクワの餌として使ってるんだね。だから詰め換え後は白くなってから(菌糸ネットが再形成されてから)幼虫を投入するということ。

本題に戻ろう。以上からも分かると思うが、菌糸がチップの栄養をすべて取り付くすとそれ以上きのこは繁殖できなくなる。するときのこは当然枯れてくる。これこそが「劣化」である。

見た目の状態で言えば、白→黄色→茶→黒と色が変化し、その過程でビン底に水がたまり始める。菌床自体が収縮を始めビンから離れていく。カビや粘菌が生えてくる。雑菌がはびこり異臭がし、最悪幼虫が★になる・・・。

飼育初期(特に3齢初期)では、菌糸の劣化スピードより幼虫の採餌スピードのほうが速いので問題ないが、3齢後期の餌を食べない成熟期や蛹のときに劣化が進むと都合が悪い。だから、「捨てビン」があるんだね。劣化のスピードはチップの細かさや温度によって左右されることが多い。劣化させたくないときは、「荒め」のチップで飼育温度を低くするのが有効だけど、大型で前蛹や蛹の期間が長くビンをいじれない場合は劣化するまえに「人工蛹室」にいれるのも一つの手だ。

今の菌糸ビンは劣化しにくくなってきているが、定期的(3ヶ月めど)な交換が無難だろう。もちろん冬場も常温なら劣化しにくいのでもっと期間を延ばせるが(低温では菌糸の活動自体が抑制される)。

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2005年11月26日 (土)

幼虫の成長度

娘の熱も下がり、一安心だ。今回は結構高熱だったので心配したが・・・。

前に、初回採卵とその後採卵では成長度が違うのかな?ということを書いた気がするが、今朝2回目採卵組の800CC完全食い上げ組を餌換えした。

結果は、すべて♂だったが22~26グラムでアベ23グラムといったところだ。7/23投入なので4ヶ月経過の結果である。

初回組は7/9~9/18で900CC食い上げで、22~26グラム・アベ24グラム。交換までの期間だけでいうと初回組のが大きくなっているが、7月~9月は飼育部屋の気温が28度くらいあったので、温度のせいか・初回卵のせいかははっきりしない。

しかし、去年も初回採卵からMAXが出ているので、なんとなく興味はわいてくる。まあ、年中恒温の設備で大量にセットを組んでデータ取れば確かなんだろうが、うちではそんなことは出来ないので・・・。

うちの飼育環境では、どうも初回採卵を大事にするとMAXサイズにつながるっぽいから、来年はその辺を考慮して大型を目指そうと思う。ただ、初回採卵は数が少ないんだよな。

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2005年11月25日 (金)

流行か・・・?

娘が「風邪」をひいた。23日の昼頃から38度を超える熱で今現在も下がらない・・・。

昨日の夜半には40度を一時的に超えてしまった・・・。医者によると「インフルエンザ」ではないが、「たちの悪い風邪」という診断だ・・・。

今年、かみさんも肺炎になりかけたことがあったのでその辺を心配している・・・。

今日は仕事でちょっと遠くまで行っていたので、何かあったらおふくろに(私の)言ってすぐ医者に行くよういっといたが、なんとか大丈夫ということだった。

娘は高熱と咳がひどいが、吐き気・下痢というパターンもはやってるらしい。どちらにしろ小さな子供にとってはつらく、見ているこっちも痛々しい・・・。

昨晩はにいちゃんと私は別室で隔離されてたが、一家全滅は避けたいところだ。手洗い・うがいを励行しうつらないようにせねば。

早く良くなれ~。

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2005年11月24日 (木)

冬・・・

やっと菌糸が来たが、すぐに使えないので仕方なくヘラのケースを見たら蛹室作って前蛹のおけつが見えた。もう少しだな・・・。

特別な変化がないので、たまにはまた「釣り」の話をしようっと。

釣りはお魚が相手だから、やはり冬場は思うように釣れない。なぜかって?魚は変温動物で水温が下がると動かなくなるから・・。

中には水温が低いのが好きな奴らもいる。そいつらはこれからが天国だ、といってもほとんど「海」のやつらか「渓流」の奴らだ・・・。「渓流」は今は「禁猟期」だから釣り出来ない。「海」は水温低いっていっても淡水のように凍るような水温ではない。けど、海風ってすごく寒いからあんまし行きたくはない・・・。

ということで、日を選んで暖かい陽気のときに近場に行くんだが、寒くて動かないからって「冬眠」してるわけではないので、やりようによっては「釣り」が成立するんだな。

釣りの基本は、魚の「採餌行動」を利用したものだから、寒くても餌を食う状態なら釣れるってことだ。他より水温が少しでも高いところ、餌のあるところ、こんなとこを探してやる気の(食い気の)ある奴を見つければ冬でも釣れる。

うちのすぐそばに工場の排水が流れこんでるとこがある、ここは真冬でも水温が15度くらいあり「鯉」が群れなして泳いでる。ここで水生昆虫の羽化でも始まると一斉に「食い気」のボルテージが上がるので狙い時だ。こんなときは「ドライフライ」を鯉の鼻先に流してやるとぱくっと吸い込んで「ヒ~ット」となる。(水生昆虫は気温が10度以下でも羽化するんですよ)

水温が低いので春先のようなものすごいダッシュはないが、鈍重な・竿を根本から曲げる力強さは健在なので結構楽しめる。

腕が痛くなったら、今度は「ヤマベ」で遊ぶ。こちらは極小のフライで狙うがヒットアンドウエイがうまいので中々ヒットしない。かっかしながら釣ってると結構体もあったまる。

冬場の釣りはこんな感じでやってます。じっとしてると凍えちゃうので常に動く釣りですね。

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2005年11月23日 (水)

好きな理由

今現在クワカブ飼育にはまってるが、けっしてブームだからではない。ここに至る布石は遠い昔からあったのだ。

物心ついたころにはすでに動物好きで、幼稚園までは月一で上野動物園に行っていた。小学校に上がると、釣りを始めるとともにありとあらゆるその辺の生き物を飼うようになる。

クワカブはもちろん、蟻、蜘蛛、ばった、オケラ、蟷螂、トンボ、ヤゴ、蝶、はては蛙、すずめ、蛭、蛇(これは怒られた)、目にする生き物片っ端から飼ったっけ。ほとんど餌も分からず死なせてしまったのも多いけどね。(ごめん)

こんな下地もあって理科は大好きだった、特に生物。ショウジョウバエをとって来いと言われれば、これでもか・というほど採ってきて採れない子にあげたり、ジャガイモの水耕栽培のケースにザリガニの子供を入れ芋がなくなって怒られたり、ブラウンシュリンプの観察発表で県の佳作に選ばれたり・・・。もちろん学研の「科学」は6年間取ってました。

中学以降もこの傾向は止まらず、受験では苦労しました。なにせ数学と理科だけ良くて、英語と国語はからっきし。ひどいときは理科と英語の偏差値が20以上はなれてました。

共通一次(今はセンター試験)も100点満点の生物の点が、200点満点の英語より良かったし(もちろん二次なんてどうにもならない)。必死で理科と数学だけの試験の学校探しましたよ。普通は学校決めて、それから勉強ですよね。けど、私の場合得意の科目から選ばないとどうにもならなかったのです。

入った大学も、もちろんそっち系です。授業にちち絞りや豚小屋掃除がある学校です(笑)。最初の仕事もハム作ってました。

そして、久方ぶりにカブト虫と運命の再開をし、運よく卵・幼虫を手にしたところからのめりこんでいくのでした。(その前には熱帯魚にはまって10年ほど飼ってましたが、結婚・転居を機にやめました)

現代では、昔と違いマニュアル本が多数出ているのものめりこんだ結果だと思います。またインターネットでのリアルタイムの情報も拍車をかけてますね。同じ趣味の人とのコミュニケーションがとり易い。何かしらの突発的転機でも訪れない限り、この趣味はやめないだろうな。面白いし・・・。

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2005年11月22日 (火)

閑話休題

急激な気温の低下で成虫たちが餌食わなくなってきた。

餌換えしたい幼虫がいるが、頼んだ菌糸がまだこない。

割り出したい材があるが、温室がいっぱいだ・・・。

む~、飼育のエアポケットに入ってしまったようだ・・・。

年に何度かこんなことあるんだよな。さらに、することがないと頭の回路も滞りがちだ。

この悪循環を断ち切るには・・・、何かきっかけがほしい・・・、早く菌糸こ~い。

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2005年11月21日 (月)

手抜き・・・

いや~、今日は忙しかった・・。このあとも忙しい・・ので手抜きです。

昨日、あるクワの雑誌の最新号が来たので読んでたら・・、クワのギネスが勢ぞろいでした。びっくりするようなサイズがいっぱいで、知らないクワもいっぱいで、日本にクワ好き多いんだな・と改めて思いました。

ちなみにコクワは55ミリが飼育ギネスだそうで。コクワ好きの皆さん、誰か抜いちゃってください。

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2005年11月20日 (日)

温度の影響

昨日のブログで、自分で書いといて気がついたことがある。

セット15日で30匹幼虫が採れてる。更にプラス14日ですべて幼虫になってる・ということは・・・。

ここ数年6月といえばすでに夏日、真夏日は当たり前。クワ部屋も連日28度くらいだ。すると、このくらいの温度であればガンガン卵産むし、孵化も非常に早いということ。

加齢も早く、一ヶ月で3齢なんてのもいるから、早めに割り出して高栄養の餌に投入したほうが大きくなりやすい?

自然界では、クワのいる環境でこんな高温はありえない。しかし、飼育するなら飼育期間が短くなって都合がいいってこと。30度くらいならガンガン餌食ってるし。

日が当たらなければ菌糸の劣化もそれほどではないので、かえっていいかも・・。

よくセットして2ヵ月後に割り出して・なんていうけど、温度によってはもっと前倒ししたほうがいいってこともあるんだね。

だから、「あとどのくらいで加齢するか」とか「いつ蛹になるか」は温度次第ってことだね。

コクワの実績からも、7~20度(人のいる環境。夜は寒い)だと羽化まで40日。25度以上だと20日となってる。

飼育する際は、温度を測りデータにすると「加齢」「蛹化」「羽化」のタイミングが分かりやすくなるんですよ~。

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2005年11月19日 (土)

虫の世話

hopei 久々に幼虫の餌交換をしました。←はホペイの幼虫です。6/19にセット、7/9にメス取り出し、7/16に割り出し後マットで保管し、7/23に菌糸(800)に投入、11/19交換で26グラムです。2回目のセットだったので少々時期がずれてますが、同じ産卵木(コナラ1本)から30匹の幼虫が採れてます。

10月中旬までは常温(23~29度)、その後は温室で24度設定です。完全に菌糸を食い上げてましたので、ちょっと交換が遅かったかな?このまま更に大きくなって80ミリに近づいてくれればと思います。

成虫は虫部屋がまだ16度以上あるのでなかなか越冬しませんので、そろそろ寒い部屋に移そうかな。

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2005年11月18日 (金)

材割採集について

クワの採集方法の一つに「材割採集」というのがある。特にこれから、寒くなる時期に行われることが多い。要は、朽木を割って中にいる幼虫や成虫を採集するのである。

クワの採集方法としては古くからよく知られ、マニュアル本にも必ず載っている。クワの生態や生活様式を知る上でも有効である、が・・・。

ここ数年ではこの「材割採集」自体が悪者扱いされ始めてる、なぜか?

特にオオクワだが、オオクワ自体が局地的にしか生息していない上にほとんど誰かの所有している山である。さらに腐木の立ち枯れや倒木は、木が枯れきのこ菌で朽ちてオオクワの幼虫が利用できるようになるのに大変な年月がかかる。

これを踏まえたうえで・・・、他人の山に勝手に入り無断でガンガン木を削り、散らかしてく奴ら。まだ、きのこ菌が付いたばっかでクワの利用できない木まで削ってく奴ら・・・。

こんなマナーのへったくれもない奴らが勝手なことをし放題なおかげで、山の持ち主が「山・立ち入り禁止」にしてしまう。あたりまえだよね・・・。

さらに、これから何年もクワの産卵木になるであろう木まで削って破壊してしまう・・・。累代できなくなるよね・・・。

これが近年の材割採集否定論の根源である。なにもわざわざ材割しなくても、オオクワ手に入るでしょ?それより自然界のオオクワ守ろうよ・だね。

ある昆虫学者が言っていた「昆虫はいくら採集してもけっしていなくなることはない。ただし住むべき環境がなくなると絶滅する」と・・・。クワで言えば、森がある限りいくら夏に樹液採集してもけっしていなくならないってこと。ただし住むべき環境(この場合腐木だね)がなくなると累代がストップしいなくなってしまう。

枝一つ落ちてない公園でもクワが採れるのは、必ず近くに幼虫の生活できる環境が必ずあるんだ。コクワやノコは1km以上移動できるからね。あたりに見当たらなくても、公園の生きてる木の枝が一つだけ枯れてるなんてのがあれば、そこが産卵場所になる。

これだけクワの飼育人口が増えて、オオクワが商取引されるようになると「採集圧」がものすごく高まり、沢山の人が「材割」すると最悪クワが絶滅する・・・。だから「材割やめよう」という声が高まってるんだね。

けど私は思うんだ。昔からクワ(オオクワ)飼育してマニュアルを作ってきた人たちは、必ずといっていいほど「材割採集」やってきてるんだ。だからこそクワの生態に詳しくなり現在の飼育マニュアルや飼育グッズがある。けど、今は↑でいったような状態だからやめようとなってる。気持ちは分かるけどなんかずるくない?自分たちだけやってきていろいろクワのこと詳しいのに、初心者はやっちゃダメって。

私自身も材割はやったことあります。すごく勉強になった。今はやってません、↑の言うことも分かるから・・。だけど、やったことあるからこそやめようなんていえるんだよね。やったことないのにやりませんとは言わないでしょ。やってみたいもんね。

だから私はやっちゃいけませんとは言いません。というか言えません。だけど、アドバイスは出来ます。「材割採集」するなら・・・。

1、山の持ち主にきちんと説明し許可をもらってからしましょう。割りかすは必ずかたずけ景観を損なわないよう心がけましょう。

2、きのこがきれいに生えてる木には幼虫はいません、削らないように。産卵痕がついてたり、きのこの枯れてる木が本命です。ただし、必要以上に削らないように。削っても食痕が出ないようならあきらめましょう。

3、立ち枯れは削らないようにしましょう。景観を損なうだけでなくオオクワの好む大事な発生木です。次世代にオオクワを残すためにも・・・。

最後にコクワ好きの人のために・・・。コクワは直径5センチほどの小枝にも産卵します。近くの林でコクワが取れる場所があり、小枝(5センチ×30センチ)が落ちてたら割ってみてもいいと思います。持ってみて軽くてよく枯れてるやつね。このくらいだったら環境破壊にはならないでしょう。割りかす残さないためにも家に持って帰って割りましょう。ただし、公園や持ち主がだめって言ってる場所は不可。穴場は河川敷です。だいたい国の管轄ですが、落ちてる枝一つ持ってった位で文句はいわれません。洪水のたび小枝なんか沢山流れてっちゃうからね。

節度を持って、マナーを考えて材割しましょう。

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2005年11月17日 (木)

オオコクワへの道 3

とりあえず、現段階での「オオコクワへの道」完結編。まとめとかないとすぐ忘れちゃうから・・・。

まず、お気に入りの新成虫をペアで用意する。コクワの場合、羽化から3ヶ月も経ってればなんの問題も起きないので、春に羽化したものを使用する。ケースは小で十分、吸い上げ加水した産卵木・1本使用、皮は剥かない。マット三センチくらいひいてその上に産卵木を置く。後はペアと餌を入れ一ヶ月放置。産卵痕が確認されたら、ペアを取り出しさらに一ヶ月放置。(この頃8月中旬)

5月羽化でも気温が高ければ成熟も早いので、9月中旬には割り出し出来る。通常、羽化から3ヶ月経ってペアリングしてセットして2ヶ月経ったら割り出ししてとなるが、5月以降の気温の高い時期は、成熟、産卵、孵化、加齢ともにかなり早く進むので、オオクワほど神経質にならなくてもいい気がする。

オオクワの経験から、出来るだけ初齢での高栄養飼育が有効と思われるが、実際は3齢での投入でも大差はない。が出来れば2齢中期までに投入し、加齢から3齢初期の一番餌食いの激しいときに、高栄養の餌と高温飼育が体重を乗せるのにいいと思われる。

常温飼育の場合、寒くなる前に出来るだけ大きくすることが必要。カブトもそうだが、気温の上昇とともに活動を再開するが、すぐに蛹化することが多いので寒くなる前の状態は重要である。冬の間も加温するなら、定期的な餌交換は必要。どちらの場合も7グラムを超えてれば50ミリ超えが狙える。ただし、オオクワ以上にアゴの占める割合が大きいので、アゴを長くする術が見つかれば、ギネスも狙えるかも・・。

参考までに、蛹長プラス1センチが羽化後の成虫の体長の目安(オス)。

常温飼育での観察から、オオクワと違ってかなり低い温度でも活動を再開し蛹化する傾向があるので、やはり常温の場合は寒くなる前に体重を乗せ熟成期間を長く取ったほうがよさそう。(材飼育の場合は、材の栄養不足のためか常温飼育ではほとんど2年1化となる。積算温度よりも、栄養不足により十分育つことが出来ないため加齢しないようだ)

話を戻して・・・、割り出した幼虫はマットないし菌糸ビンに入れ暗所で放置。ビンの大きさは600mlもあれば十分。マットは3ヶ月に一度交換。菌糸は食いの状態と劣化の具合を見て交換。常温飼育の場合、寒い間は交換しない(15度以下)。

コクワの場合、あまり交換しないほうがいい結果が出てる。特に菌糸は劣化さえしてなければほっといたほうがいい。3齢後期の熟成期は、特にいじらないほうがよさそうだ。

とりとめのない話になってしまったが、現段階での結論としては・・・、出来れば早めの齢で高栄養飼育を始め、気温の高いうちにもりもり大きくなってもらう。その後は出来るだけ放置飼育し、縮まずに熟成して蛹になってもらう。

オオクワの場合は食べる餌の量と、餌の劣化に左右されやすいので定期的な餌交換が必要となるが、コクワは多少餌が劣化しても問題ないので放置できる・ということかな?

今年は、マット・菌糸、常温・恒温で試しているので、来年の結果が楽しみである。

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2005年11月16日 (水)

オオコクワへの道 2

今日の話は、だいぶ推測の域をでない。なぜならオオクワみたいに情報量が多くないから。あくまで私の飼育実績と推論である。

コクワはオオクワとの雑種も生まれるほどの近縁種である。そのことから「オオクワと飼い方は一緒」と云われて久しい。しかし、昨日も書いたが採集ギネスには程遠い飼育実績しか報告されてない。

本気で大きくしようとしてないだけなのか、それとも「オオクワと一緒」が間違っているのか。

生息域は非常に広範囲で、樹種も幅広い。行動範囲も広くよくよく考えてみると、オオクワとはまったく違うんじゃないかと思われてくる。つまり、オオクワは限られた環境で生き延びてるから重点的に研究が出来、対応が出来る。コクワはあまりにもバリエーションが多すぎて絞りきれない・といったところか。

カチカチの立ち枯れから、グズグズの倒木にまでいる。どれを基準にするのがいいのか分からない・ということ。

しかし、そんなこと言ってても始まらないから今まで云われて来たことからまとめると・・・。

シイタケ栽培の廃木から大量に見つかることから、やはりきのこ腐朽木が好まれる。きのこ腐朽木が好まれるということは、オオクワのようにシハイタケ腐朽木のほうが栄養を吸収しやすいと思われるため大きくなりやすい。しかしオオクワより小さいため、カチカチの硬木よりは多少柔らかめのほうが食しやすい。すると腐朽したてより腐朽の進んだほうがいい。

といったところかな。簡単にいうと生木のチップにきのこ菌を植え付けた菌床よりも、少し時間を置いて分解の進んだほうが向いてる。オオクワの食べ残しがそうだね。

そうなるとマットも生オガを添加発酵させたものより、さらに再発酵させたほうがいいような気がする。正に去年の50ミリ君のマットがそれだ。

水分も少なめのがいいような気がする。なんでか?実際結果がいいから。水分多目の菌床では大きくなりませんでした。材飼育のときも、材を水に沈めて加水した奴より、吸い上げ方式の材のが大きくなってるし・・・。科学的根拠はまったくありません。

コクワ仲間でいろいろやってみて、その中から答えに近いものが出てくるんだろうな。ちなみに50ミリブリーダーからのアドバイスで役に立ったのは「暗闇・放置」である。間違いなく大きくなる。餌や管理はこれからの課題。

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2005年11月15日 (火)

オオコクワへの道

このブログを始めて、早二ヶ月となった。具合悪くて休んだ以外ずっと、よくも書き続けてきたもんだと自分でも関心している。アクセス数も500を超え、こんなブログでも見てくれる人がいるんだなと感激したりしてる(間違って迷い込んだ人もいるだろうな)。

それはそうと、コクワの累代を始めて数年になるがやっと今年50ミリを超えるコクワが誕生した。去年までは数ミリ単位でMAXが推移してたが、大台超えで「めざせギネス」がやっと入り口に立てた気がする。まだまだだけどね・・・。

オオクワではもはや自然界より飼育種のが大きいのは当たり前になっているが、コクワは50ミリは超えても、なかなか採集ギネスより大きいのは出てこない。飼育ギネスは56ミリらしいが採集ギネスの54ミリがコンスタントに出ているわけではないようだ。

ただ単に声高に言ってないだけなのか、それとも皆興味がないのかどっちだろう?

コクワも50ミリを超えるとかなりの迫力である。アゴも太くなりいわゆるコクワとは別格に見えてくる。56ミリなんて想像しただけでも生唾ごっくんである。

オオクワは、菌糸で野外品より大きなものが羽化するのは当たり前だが、コクワはまだ「これだ」というのがないようだ。確かに菌糸でアベレージはそろうが、うちの50ミリ君たちはマット飼育だ。菌糸は48ミリが最高。要は、コクワはまだオオクワのように餌や飼育環境が確立してないと言わざるを得ない。「大体オオクワといっしょ」が多い答え。

ギネスの56ミリもマット飼育らしいし、自然界でもオオクワが好む立ち枯れよりも、も少し分解の進んだ朽木に多いようだ。オオクワの食い残しの菌糸ででかくなるとも聞くし、新鮮な一時発菌の菌糸より二次発菌の少しくたびれた菌糸(微粒子)のがいいのかな?

そういえば50ミリ君のマットは「きのこマット」で、きのこ菌床の発酵マットだった(メーカーいわくマット産み種の産卵床、ヘラ・カブト、根食い系のクワに最適とのこと)。マットがそれしかなかったから使ったんだけどね(笑)。

今年はクワ用の「くわマット」(微粒子、生オガの添加発酵マット)を使ってるけどどうなるだろう?結果が楽しみである。平行して菌糸もやってるので比較してみよう。

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2005年11月14日 (月)

虫の役目

01 ←うちの今年の一番のコクワです(50.5ミリ)。(クリックすると大きくなります)

地球上の生き物は、必ず何らかの関わりをもって生存してますが、クワカブも特に幼虫時代に大切な役目を担ってます。それは何か・・・?

枯れた木を大地に戻すその中間点に位置してます。どういうことかというと・・・。

木が枯れます、まずきのこが繁殖し木を分解していきます。その後、クワが卵を産みます。幼虫はきのこ菌で分解された木を食べ大きくなります。そのとき木を糞という形で細かくします。その糞を小さなバクテリアが分解し、土になって行きます。カブトも実はクワの食い粕のような木を食し、糞に換えやがて土になります。

カブトを飼ったことのある人はよく分かるでしょうが、カブトは本当の意味で見る見るうちに腐葉土やマット(木屑)を食い尽くして減らし、糞に変えてしまいます。

じゃあクワガタは・・・、ビン飼育で見る見るうちに減ってくなんて見た事あります?ないですよね、クワの場合木を食べたからって言ってまったく容量が減ってくわけではないです。たぶん生活様式の違いでしょう。カブトは土の下で生活してますから、餌が無くなっても縦横無尽に動くことが出来ます。しかし立ち枯れにいるクワは、食い尽くしてしまったら逃げ場がありません。だから食い進んだ後ろに糞をためてくのかな?

興味深いデータがあります。昨年大ケースに産卵木三本入れて完全にマットで埋め、コクワのペアを入れて放置してました。今年になってケース壁面に幼虫が多数見えたのでひっくり返してみたところ、数匹の新成虫と多数(100近い)の幼虫が出てきました。産卵木はというと・・・、堅い芯が少し残るだけで、跡形もなく消えてました。しかし、マット自体が目減りしていたわけではありません。木はすべて幼虫の糞になっていたのです。

触った感じは、さらさらの微粒子のマットといった風です。自然界でも立ち枯れが倒木になり、クワが木屑に変え最終的に土になっていくんでしょうね。そしてその土が次世代の木を育んでいく・・・。虫ってエライ、それにひきかえ人間って・・・。

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2005年11月13日 (日)

サッカー

久々に、小僧のサッカーの練習試合を見に行った。がんばってはいるけど勝てないだけでなく、点も取れないと聞いていたが・・・。

第一試合は、圧倒的にレベルの違うチーム。相手コートにすら入れず、防戦一方。

第二試合はやはり攻め込まれるが、キーパーの活躍でなんとか試合っぽい。そしてカウンターからついに得点・・・。負けはしたが、Bチーム初の得点で皆動きよし。

第三試合、前の試合の余韻か皆動きよし。うちの小僧もいい動きしてる。しかし、いかんせんポイントゲッターがいない。なかなかシュートまで持っていけず惜敗。

半年ぶりくらいに試合を見たが、小僧だけ見るとものすごくいい動きになっていた。誰よりも小さいが、その分よく動くことでカバーできてる。えらいぞ!!AチームとBチームの差は、テクニックもそうだが、それよりもまだサッカー自体がよく分かってない子が多いってこと。も少しサッカーに興味を持ち、他人の試合を見ることが出来れば強くなっていくと思う。まだまだこれからだから、Jリーグの試合を興奮しながら見るまでになれば・・・。

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2005年11月12日 (土)

価値って

詳しくは知らないが、某大手の虫屋さんの社長が密輸で逮捕されたそうな。先日テレビでも関連の報道やってたが、やはり関係者だったか・・といった感じ・・・。

なんだかんだいって狭い世界だから、供給があれば出所なんてすぐ分かっちゃうのに(特に外産の野外品は)。こんなこったから目の敵にされてリスト入り目前になっちゃうんだよ。迷惑な話だ。

この事件の発端ともいえる「虫の価値」だが、需要が大きく供給が少なければ高値になるのはなんの世界も一緒だが、自分的には?も多い。価値観は人それぞれだから、とやかく言うつもりはないが、まがい物を偽って高値で売ろうとする輩がいるのも事実である。

特に亜種関係にある虫なんて、個体差の範囲じゃない?ってのが多く、同定すら難しいのも数多く存在する。それを見分けるのは容易ではない。

オオクワ系は、その種のMAXサイズに近ければ見分けやすいが、中歯あたりだと私にはまったく無理である。「へ~、そーなんだー」と言うしかない。

ブームに乗って始める人は騙されやすいかも・・・。だけど販売店の人を信用するしかないんだから、絶対うそはやめてほしいよな。

値段と人気は比例してるから、ブームの移り代わりで激しく変化する。オオクワ系でいえば初期はとにかくデカイやつ。80ミリ1000万なんて声もあった。その後輸入解禁になってきて、ホペイ、インドアンテ、マレーアンテなど外産が人気となり、最近は国産の産地別、白目、ハイブリッドの極太などに変遷する。

しかし、他の昆虫はどうかというとそんなに相場は変動しない。なぜか?それは「標本」が重く用いられるから。元々標本として珍重されるのは「希少種」つまりめったに採れないものである。繁殖も難しいので値が崩れないのである。

しかし、クワ関係は「生き虫」が珍重される。累代が確立すれば値が下がってくのである。だから、希少種で繁殖の難しい種は値が下がらない。特にヘラヘラやゾウカブトは希少性もさることながら、幼虫の飼育期間が長いので傾向は顕著である。

累代が難しくても数が沢山いる種は、供給が出来るので値は上がらない。当たり前だね。

生きてるうちに価値を見出すか、死んで標本になっても価値があるか、難しいところである。

私自身は、今のところどうしたいかははっきりしてない。とりあえず飼いたいものを飼うといったところか。けど、みんながいいから飼うということはしない、へそ曲がりだから・・・。それに虫売って儲けようとも思ってないから・・・。あくまでも趣味である。

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2005年11月11日 (金)

オフシーズンの楽しみ方

寒くなってくると巷ではクワ関係はオフシーズンとなる。ホームセンターでのクワコーナーもなくなり、野外での採集も難しくなる。

が、もちろん熱心な飼育者たちにはシーズンオフは存在しない。やるやらないは別として、暖かくなるまでのこの時期の楽しみ方を考えてみよう。

まず採集だが、樹液採集は難しい。まったく出来ないわけではないが、樹液自体が出てなかったり、クワ自身も活動を停止してると不可能だ。しかし、場合によっては樹のうろなどにいることがあるのでまったくゼロというわけではないが、まあ無理だろう。それよりも、下草が枯れてくるこれからの時期、夏場に藪で入れなかった場所も入りやすくなり、夏に向けての下見には絶好の時期である。穴場を見つけて、夏採りに行こう。

材割採集は、今日ではやらないほうがいいだろう。これ以上住処を追うような行為は、後の楽しみを奪う元だ。せいぜい落ちてる枝を割って採集するにとどめよう。(立ち入り禁止の場所には絶対入らないよう、散らかして帰らないよう)

飼育しているクワ達は、外にいたり越冬中のものはそっとしとくしかないが、それではつまらないので、幼虫・成虫の一部は暖房の効いた部屋で観察しよう。成虫は、越冬させないと寿命が短くなると言われるが、コクワで一年半、オオクワで3年は生きる。越冬中の休眠期を差し引けば活動期間は変わらない。冬の間、この子たちと接することで他の越冬中のクワ達も忘れずに済む。結構大事なことと私は思う。

幼虫は、温度が下がらなければどんどん成長する。というか、休眠期間がないのだからあたりまえのことであるが。自然界でオオクワの幼虫が3年幼虫やってるのがいるのは、休眠期間が長いのと温度が低いから。年中暖かい場所では幼虫期間は短い。

ガラス瓶なら観察がしやすいので、脱皮の瞬間や蛹室作り、羽化にも立ち会えるかも知れない。飼育始めて間もない人には是非お薦めである。(あんまり観察すると幼虫のストレスにも繋がりかねないので、観察は一匹にしましょう)。

そういえば、脱皮にしろ羽化にしろ夜や明け方が多いようなきがするな。観察続けると、脱皮や羽化の時間との相関関係や、月の満ち欠け?なんかの関係が分かったりして・・。

と、いろいろやってみることは多いと思う。クワ趣味にシーズンオフはない!!

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2005年11月10日 (木)

初めての累代餌交換編

初めての累代で幼虫が採れ、幼虫飼育を始めてからの最初のイベントは「餌交換」である。

交換のタイミングは「投入から3ヶ月」や「菌糸の白い部分が三分の一になったら」や「見るからになんかやばそう」となる。

マットは食し方が分かりにくいので大体期間を決めて交換する。菌糸は見て分かるので、菌糸が少なくなったり、菌糸が劣化したら交換する。材は外から見て分からないので大体半年に一度様子を見るついでに交換となる。

菌糸の劣化とは、本来白いのに他の色になったり、水がたまったり、縮んできたりする(少し黄色がかるのは問題なし)。きのこが生えたらすぐ取ろう。取れない場所(ビン底など)に生えたら様子見て大きくなるようなら交換する。

マットは水分含量が多すぎると腐敗したりするが、交換直後に問題が発生するので、そのときだけ注意すればいいだろう。

問題は2回目の交換のタイミングである。このときはすでにかなり育ってることがあるので、場合によっては蛹室作ってたり、交換の直後蛹化することがある。2回目以降の交換のときは「温度」に注意しよう。。交換前と交換後の餌の温度を同じにするか、少々交換後を低くしてやる。特に菌糸の場合、交換後菌糸の再発菌とそれに伴う酸素消費の増加があるので、やや低めの温度の飼育環境に置き通気をよくしてやると良い(蓋をしないなど)。一週間ほどで落ち着くので元の環境に戻そう。

3回目以降は2回目と同じ要領だ。ただし蛹化の確立は格段に上がってるので要注意。蛹室作ってたら、交換はご法度だ。

初めての餌交換の基本は、「早めの交換」。3カ月に一度きちっと交換するのがいいだろう。慣れてくればここまで引っ張っても大丈夫・となるがそんなことは後回しにして、今の幼虫を無事羽化させることに専念すべし。出来れば「ガラス瓶」で幼虫の様子を観察して、今後の飼育につなげよう。(観察は一つだけにして他は静かに飼育しよう)

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2005年11月 9日 (水)

マニュアルって?

ここ2日釣りのこと書いていてまた、ふと思い知らされたことがある。

釣りにしろクワ飼育にしろマニュアルが存在し、そのおかげで初めての人でもとりあえず始めることが出来る。しかしマニュアルだけでは上級者と言われるようにはならない。マニュアルは上級者の人たちの経験・つまり膨大なデータのおかげでつくられてるのだ。

さらにその膨大なデータを平均化したものが「マニュアル」と呼ばれるものになっているのである。

と言うことは平均値の「上」と「下」さらに「突発的」なものが存在してるが、それらはマニュアルには書いていない。それこそが上級者の人たちの財産である。

特に釣りもクワ飼育も相手は「生き物」であるから、いつも同じになることのほうが不思議ということになる。とりあえずはマニュアルでなんとかなるが、いざと云うときはマニュアル外の引き出しがどのくらいあるのかが重要になってくる。

いつもの場所でいつもの仕掛けで釣ってるのにぜんぜん釣れない・・・、でも上級者はなんとか釣ってしまう。

同じ餌で同じ血統なのにアベレージやMAXが悪い・・・、でも上級者はしっかりそろえてくる。

理屈では分かっていてもなかなか到達できない・・・、上級のレベル。

要はマニュアルは大事だが、ステップアップするにはマニュアルに無いことをやらなきゃだめってことだね。こんなことやっていいのかな?の積み重ねも大事ってこと。失敗も沢山するだろうけど、その失敗が糧になるということ。

なんの世界でもそうだけど、特に生き物相手の場合は明確な答えが存在しない・と思ってた方がいいてことだね。習うより慣れろかな(使い方変?)

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2005年11月 8日 (火)

釣り序章編

昨日に引き続き「釣り」のお話。

私が釣りを始めたのは小一の時親父に釣りセットを買ってもらって、その時チッチャイ「ハゼ」が釣れたのがきっかけだ。とても嬉しくてのめりこんでいったんだよな。

まだグラスロッドは高価で、小学生の小遣いでは買えなかったので大事に使ってた。竹の三本継ぎで2メートル位だったかな?餌代にも困るくらいだったが、よく手賀沼には通ってた・・。

親父は買ってはくれたがぜんぜん釣りする人じゃなかったので、その後はすべて独学だ。けど良く行く釣具やの親父さんにいろいろ教えてもらった。今でも懇意にしてもらってるのでもう30数年の付き合いだ。釣具やの一人娘が生まれる前からだからずいぶん永い・・。

小四くらいだったかリールのセットを買った時は嬉しかった。初めてのグラスロッドにリール、多分2000円位だったと思うがフンパツして買ったんだよな・・。

だけど大物にはまったく歯が立たなかった・・・。60センチクラスの鯉をかけたまではよかったが、いいように走られて目の前の杭に巻かれてさようなら・・・、悔しかったな・・・。

この事件の後だったか、性能のいい道具が無性に欲しくなり始め「ダイワ」の信奉者になっていく。ただ高くて買えないんだけど・・・。

中学くらいからあちこち遠征始め、道具も飛躍的に増えていく。社会人になってからはもう止まらない、新製品が出るたび買いあさっていく。ルアー竿だけでも10数本あるかな?ひどい時は月に10万以上使ってたかも、車が買えるね(笑)。

こんな私の釣り遍歴、これからも続いて行くんだろな・・・。ああ、最新型のリールが欲しい。

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2005年11月 7日 (月)

釣人

最近自分が「釣人」であることを忘れそうなので、たまには「釣り」のことを書こう。

ホントに最近釣り行ってないな。今年は家族で鱒釣り(釣堀)と家族で海行ってチョイ投げだけかな?子供がまだよちよちの頃は、よく一人で朝暗いうちから行ってたもんだ・・。

タイトルのとおり、すぐ近くに「手賀沼」という沼があるので子供の頃から暇見つけては釣りに行ってた。ターゲットはほとんど「鯉」。最初のうちはのべ竿に練り餌で夏休みは1時間で70匹なんてのもあった(20センチくらいの鯉っ子)。そのうち吸い込みで大物狙うようになりサーフ竿でごりごり釣ってたが、スリルを求めて2メートルくらいのルアー竿でライン6ポンドなんて仕様で60センチクラスを狙うようになる(70センチ超えると無理)。

平成に入りフライに目覚め、フライロッドで鯉を狙い始める。ドライフライのエルクヘアカディスでストーキングしながら狙い撃ちだ!最初はティペット2号でやってたが、だんだん見破られるようになり最終的に0.6号まで下げてやってたので、とってもスリリングだった(これでも60センチまではとれる)。ラインが細いので走られるとバッキングラインまで出てしまうため、取り込みまで30分なんてザラだった。2本もとると腕が上がらなくて終了・・。

鯉釣りはとっても面白い。

6月頃は手長エビが良く釣れるので、細かい仕掛けでエビやクチボソを釣るのも面白い。赤虫一匹で7匹のクチボソを釣ったのが自己ギネスだ。

フライにはまりたての頃オイカワもよく釣ってた。24~26号の極小のフックでドライフライを作り狙う。合わせのタイミングが難しく、10回合わせて3匹くらいとさんざんたる結果だったが、後にヤマメ釣りは楽な感じがしたもんだ。

むー、こんなこと書いてるとやっぱり釣りに行きたくなる。来年はもっと沢山行こうっと。もちろん家族を巻き込んで・・・。

釣りはとっても面白い!!

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2005年11月 6日 (日)

越冬(別角度編)

今更何を言ってるんだと笑われるかも知れないが、昨日テレビを見ていてはっと気が付いた。ほんとに今更なんだけど。

ダンゴ虫は7回脱皮を繰り返し成虫になる、寿命は3年くらいというものだ。ん?3年も生きるの?と云うことは2回も越冬してる?が~ん、そうだよね。虫なんてほとんどが1年サイクルで命の短いもんだと思ってたが、よ~く考えれば越冬することが出来なければ累代なんてしてかないもんな。それが卵であれ幼虫、成虫のどの形態であっても・・・。

日本は冬があるからすべての生き物が実は越冬してるんだという事実・・・。クワのことばっか考えてた私はなんておろかなんだろう。ってことはクワだってほっといても越冬する奴は越冬するってことだ・・・。しかも野外で・・・。

クワかわいさのあまり越冬準備なんていってあれこれ考えてたが、まったく一人相撲だったことが判明した。なんでこんな簡単なことを忘れてたんだろう・・・。

先日師匠に「羽化不全は環境のせいじゃない」って指摘されたけど、越冬も実は環境のせいじゃなく虫そのものの体力等が要因なのかも・・・。死ぬ奴は死ぬし、生き残る奴は生き残るってことか・・・。

前に人の寿命はマイナス要因で決まるって書いたけど、虫も多分そういうことがあると思う。が、越冬自体は始めから寿命のサイクルの中に組み込まれてるイベントだから、突発的な要因ではないんだな。

だから、自然界でも長生きのオオクワはかえって越冬させたほうが長生きするのかも。って改めて思い知らされた・・・。外で外気温にさらされるほうがいいのかなって・・・。

ただ、虫は環境の変化に強いと私は思ってるから、そのうち累代が進めば人環境になれたクワ達が出てくるんじゃないだろうか。いわゆる完全飼育種だね。野生を忘れた家畜種化とでも呼ぼうか・・。「かいこ」なんぞは完全にそうだもんな。

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2005年11月 5日 (土)

季節はずれの・・・

昨日卵が孵化して久々に生まれたての幼虫を見た。やっぱかわいいな・・・。

ほんとはこんな季節にセットする予定はなかったが、9月に師匠より頂いたアルキデスが野外品と云うことでセットしておいたのだ。ちょうど20度くらいを保ってたので、かえってよかったかも。種によって産卵適温が違うのをあらためて思い知らされた。

特に外産は事前の調べが必要だな、日本より南にいるからと言って適温が高いとは限らない。低温への対処も必要になってくる。完全温度管理の出来ない私は、やはり将来的には国産に落ち着くべきだろうか・・・。

危ないこともあった。アルキの割り出しでメスが死んでしまったと勘違いし、標本にしようととっておいたのをなにげにチェックしたら・・・、生きてた・・・。ごめんなさい。私もまだまだだな、その辺に捨てなくてよかった。外産は特に死んだら標本を徹底しようっと。

そいえば「ニジイロ」ってどのくらい生きるんだろう。我が家のはもう一年近くになるけど、まだ餌交換のとき威嚇してくるんだよな、元気元気!!

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2005年11月 4日 (金)

久々に・・・

昨日サッカーボールを買いに行ったついでにガンプラ買ってきた。私は「Gアーマー」兄ちゃんは「ジオング」だ。早速作って遊んでたが、ジオングはオールレンジ攻撃できるし、GアーマーはGブル、Gスカイなんでも出来て中々面白い。やはり初代は偉大だ。

デスティニーもついに主題歌ベスト版が発売され、家族で聞きながら歌ってた(母ちゃん以外)。そいえば一年も見てたんだな・・・、みんなよく歌覚えてるな・・・。

話は変わるが、探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」に「ミネルバ」を打ち込むそうだ。ん?「ミネルバ」?ってことは「ガンダム」や「ザク」が小惑星「イトカワ」を地球に落下させ「核の冬」を起こさせようとしているのか!!誰かが阻止せねば!!よ~しμガンダム出番だ!!君のサイコパワーで小惑星をはじき飛ばしてくれ・・・。

ふう~、ガンダムで遊んでると脳みそが電波で汚染されて困る・・・。

それにしても「ミネルバ」ってどういう意味だろう。なんかガンダム好きは反応しそうなネーミングだな・・・。しかも舞台は宇宙だし。そのうちスペースシャトル「グフ」なんて出てきたりして・・・・。

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2005年11月 3日 (木)

材、縦?横?

材飼育してるときも、産卵木セットするときもちょっと気になることがある。それは・・・、材は縦にセットするのがいいのか、横向きがいいのか?ということ・・・。

私もそうだが横向きに置いてる人が多いんじゃないだろうか、なぜ?。ほとんどはケースに縦で入んないからといった理由で・・・?

ところが先達の材飼育の写真や、自然界での材採集の写真を見ると「縦」が多いんだよな・・・。

オオクワの材採集なんかの写真見てると、立ち枯れでしかも幼虫は縦移動で餌食ってるシーンがほとんど。

縦と横の違い・・・、それは木の繊維の走り方だと思う。ご存知のように樹は年輪があり繊維は縦方向に沿っている。産卵木剥くとき皆年輪に沿って剥きますよね。なぜか?剥きやすいから・・。

幼虫もこの年輪に沿って移動することが多いのに気づきました。さらに芯ありの場合は芯にそって移動します。本能的に移動しやすさ、安全性を感知してるのでしょうか。

さらに、最終的に蛹室作るときに決定的な違いが出ます。繊維に沿って齧り蛹室作るか(横)繊維をぶち齧りながら作るか(縦)。なんか野生のオオクワがアゴのしっかりしたものが多いと言われるのは、立ち枯れで堅い材を幼虫時代にガジガジ齧ってるせいなのかな?と・・・。

柔らかい材はどっちでも変わらないかも知れないが、堅い材は明らかに縦と横では違いが出るような気がする・・・。

もちろん結論は出せないし、どっちがいいかも分からないがそのうち実験してみよう。

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2005年11月 2日 (水)

寿命(現実編)

先日、妹の家に7月に飛来したノコが死んだというので引き取りに行った。野外品で70ミリ近くあったので、死んだら標本にするから頂戴と言っておいたのだ。

結局67ミリだったが結構な大物である。それは置いといて・・・、そのとき7月にあげたカブトムシはまだ生きていた、「長生きだね~」といってわかれたが、今日聞いたらまだ生きていると言うことだった。実質6月中ごろ羽化だから、すでに4ヵ月半生きていることになる。

うちにいた兄弟は9月末で死んでしまっている。毎年大体生きても10月頭くらいだがこいつはずいぶんがんばってるな。何が長生きの要因なんだろう、ちょっと検証してみよう。

ケースはミニでマットは未発酵マット2センチくらい。餌は安いゼリーで木片が一つ。コバエがわくといけないから広告の紙が挟んである。置き場所は玄関。餌は無くなったら交換。

ん~、特に変わった飼いかたはしてない・・・。

未交尾だが、うちのもそうだしこれといった要因は見つからない。けど生きてる。

長生きな種は越冬させるといいって言うが、国産カブトはそもそも越冬しないし寿命という言葉自体なんだか分からなくなってくる。

産卵行為が寿命に関係してると言う人がいるけど、うちのオオクワは3年間卵産み続けたし(交尾は最初の年だけ)、その冬まで生きていた。かといって未交尾だからといって長生きするわけではない。飼育方法、環境が一緒でも死ぬ奴は死ぬ。やはり個体差なんだろうか?

長生きしてる奴は明らかに見た目にも弱って死んでいくが、すぐ死ぬ奴は理由も分からず突然死することが多い。

あのカブトはいつまで生きるんだろう・・・。

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2005年11月 1日 (火)

飼育スタンス

いつも書きたいこと勝手に書いているが、ここで自分の飼育スタンスを一度整理して今後の方針を考えてみる。

飼育スペースや金銭面も考慮して・・・。

来年度から、基本的には素性の知れたもの(主に産地)を累代する。国産カブト、コクワ、ノコは例外(子供にあげると喜ぶから)

オオクワ系は長さを重視した幼虫飼育を第一とする。(やっぱ80ミリはあこがれる)そのため菌糸での温度管理は必要。

種親は越冬させる。累代に関係ない種は冬も遊んでもらう。

コバエは完全にシャットアウトする。

オオクワの材飼育を復活させる。

コクワのギネスを目指す。

とりあえずこんなところかな。ほんとはアンテとヘラの累代もしたいけど現状を考えるとまだ踏ん切りはつかない。今年の幼虫がすべて羽化したらまた考えよう。

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